第17章 灰色の思い出
チャポーーン
ああ~いい湯だな~しかも広いし貸し切り!!
田「おおっ!広いなーノヤッさん!?」
西「そうだな龍!?」
縁「煩いぞ2人とも!」
木「いつもの事だろ」
成「ほんとほんと」
んっ?2年組がお風呂タイムかな
西「潔子さんが帰ったのは残念だったが
今年は結月さんが居るから天国だな龍!」
田「そうだなノヤッさん!?」
木「結月さんってマネージャーになったのか?」
成「さあな、監督に無理やり付き合わされた感あったぞ?」
田「つーか監督とどういう関係なんだ!?」
縁「言ってただろ?町内会チームの一員だって
そのつながりだろ」
成「町内会チームに嶋田マートの人居たな」
西「Σあっ嶋田マートでバイトしてるって言ってた!?」
木「そう言えば"誠さん"って下の名前呼んでたよな?」
田、西「「Σなにー!?」」
縁「うっさい!?お前らも下の名前呼ばれてるだろう!!?」
賑やかだな~
会話がこっちに筒抜けなの気づいてないのか?
田「結月さんって小さくて可愛いよなあ」
西「並んだら俺大っきく見えるぞ!?」
木「並んで西谷がデカく見えるって
結月さん身長何センチなんだ?」
縁「う~ん...150...くらいだったと思う」
『Σおおっ!ビンゴ!?』
全「「「「Σえっ!!?」」」」
『あっ声出しちゃった!』
田「ゆゆ結月さんっ!居たんですか!!?」
『あはは、ごめんね~みんなが来る前から入ってました』
西「Σやべー!俺何喋った!覚えてねー!?」
『体は小さいけど胸はあるよ?』
田、西「「Σボフォ!?」」
成「Σうわぁ!バカお前ら!?」
木「まだ1年が入るんだぞ!?」
縁「湯船汚すんじゃない!?」
もしかして鼻血出した?
『反応が初心だね~
男子高校生ってもっとがっついてんじゃないの?』
可笑しいな~鉄朗や光太郎、京治だけなのかな?
男子風呂の騒ぎをよそにのぼせてきた結月は湯船から上がり脱衣所に向かった