第15章 黒対青
田「...影山くん
結月さんと一緒に居るあの優男は誰ですか
ボクとても不愉快です」
影「..."及川さん"
超攻撃的セッターで攻撃もチームでトップクラスだと思います
あと凄く性格が...悪い」
日「Σお前が言う程に!?」
影「月島以上かも」
田「Σそれはひどいな!」
月「....あの"結月さん"って人知り合いなんですか?」
田「あの人はなー天使だ!!」
月「は?天使?」
及「やっほートビオちゃん久しぶり~育ったね~」
何いってだこの人?
と言う顔で田中を見ている月島
そんな時徹が影山に声をかけてきた
及「元気に"王様"やってる~?」
『ちょっと徹君?
私の可愛い後輩苛めてんじゃねえぞ?』
床に座り込んだまま黒い笑顔でにっこり微笑む
及「Σ苛めてない苛めてない!!」
『へ~だったらさ~
とっととアップとってこいや!
試合続けれないでしょうが!?』
近くに会ったボールを思いっきり徹の頭にぶつけてやった
菅「Σ結月!!」
『あっ孝支
ちょっと手を貸してくれる?』
徹がしぶしぶアップを取りに行った隙に孝支が青城側にいる結月に駆け寄って来た
菅「怪我したの?なんでここに居るの?」
『あ~いろいろあって
怪我は軽い捻挫だよ』
孝支の腕に捕まりヒョコヒョコ歩いて烏野サイドに行くと顧問の武田先生が椅子を譲ってくれて腰を下ろした
やっと落ち着いて試合は開始された
試合を観ながらここに来るまでのいきさつを話した
清「結月も大変ね」
『ほんとも~今日は災難ばかりだよ』
親しげに潔子と喋る結月を山口はチラチラ気にしながら試合を見ている
山「あ、あの!」
『ん~?何かな山口君』
山「Σえ!何で名前知って!!」
『孝支に聞いてるから
私は菅原結月 3年生だよ』
山「Σええっ3年生!!てっきり1年生かと....」
『それはもしかして私が小さいから?
私に喧嘩売ってるのかな?』
いい度胸だな山口!龍じゃないけど 擂り潰すぞ!!
山「スミマセンッ」
武「まあまあ菅原さん
菅原さんは小さくても
とっても可愛いですよ」
にっこり裏表のない笑顔で微笑まれて怒りが飛んで行った
武ちゃんの笑顔は癒されるな~