第12章 黒ネコBirthday
『何言ってんの鉄朗』
黒「結月今日だけ、いや今だけで良い
彼女の戻って俺だけを感じて」
『でも...』
黒「誕生日なんだから俺の我が儘聞いて?」
『うっハイ』
久しぶりに会った鉄朗からの甘い誘惑に勝てるはずも無く
あっという間に服を脱がされ2人でお風呂に入ることになった
黒「洗ってやるよ」
ボディーソープを手で泡立たせ露わになっている項から背中にかけてゆっくり円を描くように洗っていく
『...んっ』
壊れ物を扱うような優しい動きで
もこもこの泡で体を包んでいく
背中から胸へと手が伸びて来て泡の手でクルクルと手を動かす
『ぁっ、ぃや』
するするとお腹を滑り潤い始めた秘部へと手を伸ばした
黒「いや?ここはそう言って無いぞ?」
『あっあ!』
クチュと体を洗う泡とは違う音が風呂場に響く
ゾクゾクと走る感覚に仰け反らせ鉄朗に背を預ける
『あっ...ゃっ、あ、ああぁぁぁ!!』
キュッと蛇口をひねりシャワーからお湯を出し泡を流していく
肩で息をする結月を壁に押し付け片足を持ち上げると一気に奥まで貫いた
『んぁっ!!』
黒「!せまっ、結月っ絞めすぎ」
イッタばかりでギュウギュウと鉄朗を絞めつける
黒「っは、結月っ...くっ!」
『あっあ、てつろうっ』
首に腕を回し引き寄せると自分からキスをした
軽いキスから息つく暇も無く
離れていた時間を埋めるように夢中で舌を絡ませた
キスの間も鉄朗は休む事無く動き続けた
『ひゃぁっ、てつろうっ...イッちゃ、んん!!』
最奥を突くと絶頂を迎えた結月の中がキュッ―と締まり鉄朗を絞めつける
黒「結月っ!くっ...」
鉄朗は結月の中から引き抜き欲望吐き出した
もう一度シャワーで体を流し結月を抱き上げ湯船につかる
足の間に結月を座らせ後ろから抱き寄せ項にキスをした
チリッとした痛みが走る
『んっな、に?』
黒「嫌か?」
『...嫌じゃないよ?』
いつまでも続くキスの嵐にのぼせた結月
気づいた時には鉄朗のベット上で抱きしめられていた
目の前には鉄朗の顔、暫くじっと見つめていると
黒「そんなに見つめると、穴あきそうなんですけど」
口元に笑みを浮かべ目を開いた
『おはよう鉄朗』
黒「おはよ結月」