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ハイキュー<何色に染まる?>

第12章 黒ネコBirthday


『鉄朗ー研磨ー!?』


黒、孤「「お帰り結月」」


『ただいま!!』


東京駅に降りると鉄朗と研磨が迎えに来てくれていた


孤「わざわざケーキ作りに来なくても良かったんじゃないの?」


駅からの帰り道一緒にケーキの材料を買っていると研磨が言って来た


孤「クロにはケーキのスタンプ
俺にはアップルパイ作ってよ」


黒「研磨君俺の扱い酷くねえ?俺、今日誕生日なんですけど...」


孤「うん知ってる オメドトウ」


黒「全然感情籠ってないけどありがとな」


『ふふっ研磨の誕生日に来れ無くてごめんね?今度絶対作るから
さ~遅くなったけど今からケーキ作るね』


ケーキを焼いている間に他の料理に取り掛かる
鉄朗のリクエストは"さんまの塩焼き"


さんま?
何故に誕生日にさんまなんだ!!
誰が焼いたって味変わんないでしょうが!?


孤「何でさんまなわけ?
何時でも食べれるじゃん
折角結月が作ってくれるのに
さんまなんて誰が焼いても同じなのに」


『研磨もそう思うよね!!』


黒「良いだろ別に
好きなものを好きな奴に作ってもらいたいの俺は」


ワイワイと久しぶりに3人で楽しく食事をした
ケーキも食べて研磨は"また明日ね"と帰って行った


黒「"それ"してくれてんだな」


"それ"とは鉄朗がクリスマスに渡したブレスレット


『うん!これねネックレスとお揃いなんだ
誕生日にシルバーアクセサリー貰うと
幸せになれるんだって』


黒「へー良かったな」


『でもね、これを見てると幸せって思うのと同時に
悲しいって思うの
何でだろう...?』


黒「そうだっ部活!明日部活見に来るだろ?
夜久も海も会いたがってたぞ」


『ほんと!?行く見に行く
そうと決まれば早くお風呂入って寝よう!』


黒「"一緒に"入るか結月」


『うん!一緒...に?』


んっ?今、一緒って言ったか??


黒「んじゃ行くか風呂」


ガシッと手首を掴みリビングを出て脱衣所に入って行く


『ちょっと待って鉄朗!!』


黒「結月を食べさせて?」


『食べるっ!?』


黒「良いだろ?誕生日プレゼントに結月くわせろ」


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