第12章 黒ネコBirthday
▲▽▲▽▲▽菅原side▲▽▲▽▲▽
急いで帰りの準備をする結月を見て
今日バイトあったか?と疑問が頭に浮かんだ
澤「結月急いでるけど今日バイトあったか?」
ナイスッ!大地よく聞いてくれた!!
『今日は無いよ
これからちょっと東京に行って来る』
「Σえ゛っ東京?!お俺聞いてないよ!」
思わずデカい声が出て自分でも驚いた
『あれ?言って無かった?
今日誕生日だからケーキ作りに行って来る
帰って来るのは明後日の日曜日だから』
何どういう事?!東京?誕生日?ケーキ?
いったい誰のだよ?!
ってかお泊り!?
「結月まっ『じゃあ行って来ます🎵』て...」
結月がにこやかに去って行って教室には沈黙が走る
澤「あ~ええっとスガ?
俺達も部活に行くか?」
「大地...誕生日って誰のだ?元彼か?
なあ誰なんだー!!」
澤「落ち着けスガ!!俺が知るわけないだろ!
兎に角部活!部活行くぞ!!」
大地に引き摺られるようにして教室を出て行った