第10章 縹色(はなだいろ)
花「いいわぁ~結月ちゃんサイコー🎵」
松「話変わるけど身長何㎝?」
『150.3㎝』
岩「ちっせぇと思ってたがやっぱちっせぇな」
『そりゃあ180越えの人から見たら小さいですよ
あっ岩泉さんは超えてなさそ~だね~』
ニヤニヤ笑いながら言ってやると眉間に皺を寄せた
岩「うるせえよ!?あと1cm...いや せめて7mm!」
ぶつぶつと独り言を言いだした岩泉
及「女の子はちっさい方が可愛いよね~
結月ちゃんは今何年生なの?」
『2年です』
及「そっか~でも中2ならまだ伸びるかもでしょ?」
『....は?ちゅうに?』
花「中2にしては発育良くない?」
松「胸に全部持ってかれたんじゃねえのか?」
ひそひそと話す花巻と松川
おいっ!聞こえてんぞコラ!!誰が中2だ誰が!?
ピクピクッとこめかみを痙攣させながら笑顔を保つ
及「小さくても結月ちゃんはスタイル抜群で
及川さんのど真ん中どストライクだから♡」
そう言って腰を抱き寄せウインクをする
岩「お前中学生に手ぇ出すなよロリコンか?」
我慢の限界っブチっと切れた
『中学生?ふふふっ』
及「ゆ、ゆづきちゃん?」
『何かなロリコン及川君?』
及「Σえっ!?何か怖っ」
『私がいつ中学生って言った?』
花「えっ」
『ねえ言って無いよな』
松「おぉう」
『おいコラ聞いてんのかクソ川!!』
及「ハイ!スミマセン!!?」
『さっさと烏野高校まで案内しろ!?』