第10章 縹色(はなだいろ)
その後平謝りをする及川を徹底的に無視し目的地まで案内をさせた
花「ここを真っすぐ行って坂を上ったところが烏野高校だよ」
『案内ありがとう貴大』
及川以外と和解?をしたら
なぜか名前呼びになりアドレスまで交換させられた
松「連絡するから返事くれよ」
岩「うちの馬鹿が迷惑かけてスマンな」
『まあ確かにさっきのあれには正直イラッとしたけど
ちゃんと言わなかった私も悪かったから
改めて、菅原結月17歳の高校2年生だから』
全「「「「Σはあ同級生!!?」」」」
その反応やっぱムカつくんだけど!!
花「こ、小柄で可愛いぞ~なあ松!」
松「そうそう!何か抱きしめたくなる、なっ岩泉!」
岩「あ?そうだな抱き心地良さそうだな」
イラッとしたのが顔に出ていたのか慌てて弁明をする
おい最後のハジメのはなんか意味が違う気がするぞ!!
バスに乗って帰っていく4人を見送り坂を登っていくと
"烏野高校"と入り口にかかれていた
校門をくぐり抜けた所でポケットの中のスマホが
着信を知らせた
『もしもしどちら様ですか?』
相手は分かっていたか会えて不機嫌を隠さずに問いかけた
菅「ごめん!俺っ『ああ、迎えを忘れた菅原孝支君ですか?』スミマセン...」
ああ、落ち込んでる姿が目に浮かぶよ
でもそんなんじゃ許さないよ?
体育館前に居ると伝えて電話を切った
澤「あれ?もしかして
スガが言ってた妹さんか?」
『はい。』
東「大地どうかした?」
澤「ほらスガが言ってた妹さんの....」
『菅原結月です。よろしくお願いします』
うん、今度は間違えずに言えた‼️
挨拶を交わし大地と旭と時々縁下たち1年と話をして居た
そこへ慌てた孝支が来て頭を下げてきた
一通り笑顔で怒りをぶつけてから家に案内してもらった
私の迎えを忘れた孝支はお母さんに怒られた
これからこの賑やかが日常になるのかと思うと
嬉しくて怒られる孝支を見てにこにこ微笑んだ