第7章 ダークグレー
今日は待ちに待ったクリスマス!?
クリスマスパーティーが研磨の家で行われた
『メリークリスマース!!』
黒「結月の料理旨いな」
鉄朗のリクエストで結月が食材を買い料理した
もちろんケーキも作った
『どうだ!びっくりした?
いっぱい作ったらたくさん食べてね🎵』
孤「凄いね、ねえアップルパイも作れる?」
『作れるよ~
研磨アップルパイ好きだもんね~』
孤「俺、結月に言った?」
『Σえっ!?』
やばっ!?私が知ってるだけで言われてない!!
『い、言ってたよ~』
孤「ふ~ん...まっいっか
今度作ってよね」
『うん!?』
美味しいアップルパイ作るぞ!
黒、孤「ごちそうさま」
『お粗末様でした~』
美味しく作った料理とケーキを食べ研磨の家を出た
黒「結月これ」
家の前まで来た時に鉄朗がプレゼントを渡してきた
『ありがとう!開けていい?』
黒「おうっ」
包装紙を綺麗に外し中から現れたのは
6月の誕生石で透明で青みを帯びた
ブルームーンストーンが付いたブレスレットだった
『可愛い!ありがとう鉄朗大事にするね🎵』
左腕にブレスレットをつけ微笑んだ
『私からはこれ!』
結月が取り出したのはミサンガだった
運動運をアップさせる青
チームワークを良くする黄緑
後は怪我防止に健康運アップとなる白
この3色を使って願いを込めて結んだ
『勝負運アップのお守り作ったの、右手につけてね
これだけじゃ寂しいからこれもおまけ♡』
チュッと頬に軽くキスをした
黒「サンキュー結月」
『それじゃ送ってくれてありがとう
おやすみなさい鉄朗』
黒「おやすみ」
鉄朗と家の前で別れ玄関の扉を開こうとした時
足元に小さな袋があるのを見つけた
『ん?なにコレ』
持ち上げ見ると"メリークリスマス From M to Y"と書いてあった
『お母さんかな?』
袋を開けると可愛い黒猫に小さな鈴がついているキーホルダー
チリンッと可愛く鳴った
スマホを取り出し何の疑いも無くつけた
でもこれは母からの贈り物ではなかった...
「君の誕生日には最も素敵な贈り物をあげるよ...」