第22章 何色に染まる?

ピーーーッ　タイムアウト終了し孝支のサーブ
先ほどと同じく前のハジメを狙った


渡「岩泉さん!」


今回もハジメがファーストタッチで攻撃に参加ができない


烏「（よし!）」


徹は京谷にトスを上げた


田「Σグッ　ッシャアアアア」


京「チッ」


西「Σりゅうううう!!!」


縁「Σ行け!!」


影山が下がり孝支がセッターに入った
孝支以外の5人が走りこむシンクロ攻撃だ!
それを打ったのは旭　強烈なスパイクを貴大が拾うも
コース外へ飛びボールが乱れた


花「頼む及川!」


烏野
「「「Σチャンスボォォル!!」」」


『あっ!』


ボールを追いながら徹はハジメに合図を送った


『凄い...コート外からタイミングの早い
超ロングセットアップ...!!』


「Σ4番が入って来てる!?」


――才能は開花させるもの――センスは磨くもの!!!
どんな石だって磨けば光る
普段チャラチャラしてる分なんか今の徹....


『カッコいいかも....』


谷「へ?」


『Σ何でもない!!』


ハジメのドンピシャのスパイクを大地が拾うが弾いてしまった


「「「よォッシャアアアア」」」


喜ぶ青城スタンドだったが龍が飛び込み拾った


田「Σラァストオオオオオオ!!!」


『Σりゅうーっナイスッ!!』


烏野
「「「Σ繋げえええ!!!」」」


青城
「「「Σチャンスボオオォル!!!」」」


東「（チャンスにさせてたまるかよ!!!）」


『Σ行けー旭っ!!!』


強烈な打球を渡がレシーブしたがネットにかかった


京「ふっ!!」


渡「!京谷!!」


落ちるボールを京谷が右手で打ち上げた


澤「Σ叩け影山!!!」


叩いたボールは金田一にブロックされたが孝支が体を張って拾った


日「Σ寄越せェェェエ!!!」


影山のセットアップモーションを読まれたが
日向は金田一と京谷の手の間に思いっきり強打を打ち込んだ
ブロックにあたり起動がかわり徹の手を弾きボールは床に落ちた


烏野
「「「――よっ　Σしゃあああああああ」」」


試合終了　2-1　勝者烏野高校