第22章 何色に染まる?
旭のサーブから始まったファイナルセット
先制したのは青城だった
パワーもテクニックもあるハジメ
攻撃は勿論 囮としても厄介な京谷
決まり始めた徹のサーブ
どこかを突き崩さなければこちらが崩される
互いに高い実力
それが拮抗していればこそ
すこしでもバランスを崩された方が致命傷を負う
澤「っ!!オオォッシ!」
東「カバー!」
影「田中さん!」
田「Σッシャラァアアア!!!」
澤「田中ナイスキィー!!」
『ん?』
龍、今京谷のこと睨んでなかった?
月「.......」
あっ月島も気付いた
一進一退が続く中
やっぱり龍の目線はやたらと京谷を鋭く睨んでいる
花「ナイスレシーブ」
岩「京谷ラスト!」
月「田中さん」
田「?」
「「「Σどシャットオォォォ!!!」」」
嶋「今ツッキィーと田中のブロック入れ替わったな
ストレート来るって読んでたのか!?」
『ははっ龍が京谷に絡んでたの月島は気付いてたからね』
嶋「Σえっ!そうなの!?」
さあ流れを引き寄せるチャンスだよ!!
月「アウト」
...きた!!
8対9烏野が逆転した
縁「うまく煽れたんじゃないですか16番」
西「まさか龍は狙ってアオったのか!?」
菅「いや 挑発はしてたかもだけど狙ってないな
アレはそういう"習性"だ」
ピーーーッ
8対10で青城のメンバーチェンジ京谷に替わり国見が入った
岩「国見!!」
影「(国見の攻撃 有る可能性"フェイント"!!)」
西「龍!!」
田「ッシャアアア!!」
ピーーーッ
10対12京谷がメンバーに戻った
及「狂犬ちゃん」
京「!」
菅「及川ドSだな」
青城
「「「おおっしゃあああああ」」」
及「よく打った」
京「.....うす」
『うわぁ....歯車がかみ合っちゃったよ』
12対13烏野リードここでコートチェンジ
西「旭さんさすがっス!
ふっ飛ばしましたよ!」
東「アザース!!!」
澤「先輩はどっちなのか」