第21章 銀梟と赤猫再び
木「Σキタァーッ
ヘイヘイヘーイ!!」
『煩っ!光太郎煩い!?』
日「いっ
"今の"ワザとですかっ!!?
ブロックの手に軽く"当てた"やつ!」
木「おう!「リバウンド」だ」
日「!!リバウンド......!!
かっけえええ!!!」
木「!そうか!?そうか!!?」
『....喜んでるよ単純』
黒「チビちゃんは天然煽て上手だな~」
木「体勢が不十分とかで「今打ったら絶対ブロックに捕まる!」って時は
わざとブロックに球を当てて跳ね返って来た
ところでもう一回攻め直すんだ」
日「フォオオ!!!」
『失敗して叩き落される方が多いんじゃない?』
木「Σそれは言わないで!!
まあとにかくだ!床に叩きつけるだけがスパイクじゃない
落ち着いていれば戦い方は見えてくる」
試合は進み15-16鉄朗チームが勝っている
日向がブロックしたボールを京治が拾った
黒「チビちゃんラスト頼んだ!」
日「!ハイ!」
黒「Σあ゛っお前らっ
よってたかって酷えぞ!!!」
日向の前には約190㎝×3人
これはもう"壁"って言うより
赤、結月
「『"傘"だろ』」
どこにも打つ場所は無いが
"落ち着いていれば戦い方は見えてくる"
木、赤
「「うえに向かって打った―――!!?」」
『おぉ~見事なブロックアウト』
黒「...今の...狙ったのか!?」
日「あっ確かにリエーフの手の先っちょは狙ったけど」
リ「Σ何っ!?」
日「当たったのはマグレです
おれそんなに正確に打てない...」
木「「190㎝のブロック3枚」だぞ!?
しかもあんな打ち辛いトス!!
よく打った!!俺は感動した!!!」
日「うっへへ...」
木「2mの壁を相手に戦う小さな猛者に!!」
赤「また大ゲサな...」
黒「190㎝から2mになった」
木「必殺技を授けよう!!!」
日「必殺技...!!?」
ああ~日向の目っ
めっちゃキラキラしてるよ