第21章 銀梟と赤猫再び
合宿遠征 3日目午後
気温はぐんぐん上昇して只今34℃
『あっつ~』
谷「はい。暑いです」
清「大丈夫結月?顔色悪いよ」
確かに朝から体が怠いな夏バテかな?
清「ここは大丈夫だから休んできなさい」
『ありがとう。少し休んでくるね』
体育館を離れて保健室に入り冷房を付けた
『はぁ~涼しい』
ベットに横になり瞳を閉じた
黒「結月、大丈夫か?」
『ん...徹朗?』
黒「おう。今日の練習は終わったぞ
飯食いに行こうぜ!」
『うん。起こしてくれてありがとう鉄郎』
黒「無理すんじゃねえぞ」
くしゃっと頭を撫でて一緒に食堂へと向かった
合宿5日目 夜
あれから体調が回復せず殆どの時間を保健室で過ごしていた
少し体調が良くなって第三体育館にやってきた
黒「あ ちなみに
スパイカーと1対1の時は基本的に
相手の"体の正面"じゃなくて
"利き腕の正面"でブロックするといいぞ」
リ「おぉーっ」
ちょうど鉄郎がリエーフと月島、日向にブロックについて語っていた
月「あの...一応...
僕たち試合になったら敵同士ですよね
どうしてアドバイスまでしてくれるんですか...?」
黒「ボクが親切なのはいつものことです」
『.......』
黒「ちょっと結月ちゃんなにかなその顔は?
ってそこの二人もそんな目で見なくても...」
『さあ~みんな~鉄郎はほっといて練習練習~』
日、リ
「「はい!!」」
練習が始まりサーブを日向が拾った
う~んやっぱ日向はまだまだレシーブ下手だな~
赤「スンマセン少し低い...!」
黒「囲い込め~!ブロックの"面積"広げろ~!」
木「クッソ今日もでけーな!1年のクセに!」
『あっ!わざとブロックに"当てた"!?』
木「もう一回だ!
いいトス寄越せよ赤葦ィ!!」
綺麗なトスをもらいスパイクを決めた