第21章 銀梟と赤猫再び
黒「結月は卒業したらどうするんだ?」
部屋を出て体育館近くのベンチに腰掛けた
『卒業したらこっちに
帰ってこようって思ってる』
黒「東京の大学に進むのか?」
『違うよ、就職しようかなって』
黒「就職?」
『うん。鉄朗は?
大学でもバレー続けるの?』
黒「そのつもりだ
で、結月はこっち帰ってきて
独り暮らしするのか?
それとも俺と一緒に暮らしますか?」
ニヤッと笑う鉄朗を見上げて
にっこり微笑んだ
『な~に、プロポーズ?』
黒「Σな!?」
『あれ違うの~?
でもそっか、それも良いな~
鉄朗私を貰ってくれますか?』
黒「当たり前だろ
お前が嫌だって言っても離してやんねえよ」
『ふふっありがとう鉄朗
幸せになろうね』
首に腕を絡めて引き寄せて唇にキスをした
それに答えるように鉄朗は
結月の後頭部と腰に手を回し引き寄せ抱きしめた
久しぶりに重なる唇が心地よくて
体の力を抜き鉄朗に委ねた
腰にあった手が服の裾から侵入し
パチンッと背中のホックを外した
『ん、ちょっと...っ』
黒「婚約もしたことだし
子作りしましょうか結月ちゃん?」
『だ、め』
黒「ダメ?体はそう言ってねえけど?」
背中を撫でていた手が前に回って
胸の突起をキュッと摘んだ
『ひゃ!』
黒「あんまり大きな声出すとバレるぞ?」
いつの間にか短パンに忍び込んだ手が
茂みをかき分け秘部に差し込まれた
『や、ぁ...っ』
クチュクチュと音が辺りに響く
黒「結月、俺の上に乗って」
クタッと力が抜けた結月の腰を支え
自身をゆっくり沈めていく
『てつ、ろう、ああ....っ!!』
黒「っ!きつ、動くぞ」
『あ、あ、てつろうっ...ふか、いよ
あっ...ゃっ、あ、ああぁぁぁ!!』
イッてギュウギュウと鉄朗を絞めつける
黒「くっ結月!?」
鉄朗は欲望を結月の中に吐き出した
『はぁはぁっ、本当...
中に、出しちゃうなんて...
ちゃんと、責任、とってね、んっ』
黒「当たり前だろ
さてとそろそろ寝るか」
『きゃ!』
結月を抱き上げ寝静まった音駒の部屋に帰り
鉄朗の布団で一緒に眠りについた