第20章 紫のエース
『夕はどこが分かんないの?』
部活後の部室にておバカ4人が勉強を教えてもらっていた
菅「これは、こうで...こう」
西「おーっ」
『さすが孝支分かりやすい』
さて、こっちは大丈夫そうだけど
1年組は大丈夫だろうか?
折角なんだから原作なんか捻じ曲げて
全員補習無しで遠征に行きたいんだけどな~
月「はい、さっさと次~~
日向、問6の一つ目は?」
日「......」
<問6 次の()に当てはまる語句を入れ
ことわざを完成させなさい。>
<(1)無慈悲な者にも、慈悲の心から涙を流すことがある
という意味のことわざ。>
[鬼の目にも(金ぼう)]
『Σぶっ』
山「Σ痛い!!目がァ!!」
影「お前鬼に酷いんじゃないか」
月「「鬼に金棒」だと思ったの??
問題文は読んでないのかな??」
日「Σうっせーなーもー!!」
『...金棒って...しかも漢字じゃないし』
プルプル肩を震わせ笑いを必死に耐える
月「"鬼"って見て問題も良く読まないで
"ガーーッ"って書いちゃったんでしょ
ホント単細胞」
山「答えは"涙"ね」
影「そうだぞお前は
もうちょっと落ちつけ
そそっかしいんだよ」
日「お前ら何で一言余計なの!?」
『アッハッハッハもうお腹痛いっ!
日向はちょい落ち着こうね
あと、影山さー
日向より成績酷いんじゃないの?』
月「確かにその通り
全体的に日向よりできてないよ!?
超基礎的な数学の公式とか
英単語くらいは自分で何とかしなよ!?」
影「Σ日本人に英語がわかるか!!!」
『あっ開き直った』
月「じゃあ東京行きは諦めるんだね」
ああっ月島がイライラしてる
んん?大地なにしてるのかな?
影「Bクイック A・C.....」
澤「これどの位で覚えた?」
影「?教えて貰った日?スかね」
澤「それで暗記ができないとは言わせないからな」
暗記ね~頑張れ影山