第18章 カラスVS 赤いネコ
22-20 烏野も20点台に乗った
流れは完全に烏野押せ押せムードになっている
ここで音駒高校の一回目のタイムアウト
猫「焦ってねえな?」
全「ハイ!」
猫「ならいい しっかり繋ぎなさい」
全「ハイ!!」
タイムアウト後月島のサーブから再開した
両者一歩も引かず23-22あと一点で烏野が同点になる場面
田「落ち着いて一本止めんぞ!」
日「ハイッ」
しかし研磨はトスを上げずにツーで返した
武「あぁ――っ
忘れた頃にやってくるっ...!」
ついに音駒マッチポイントあと一点で音駒の勝利
田「Σ同点モギ獲ったらァァ!!」
山「通さねえぞオラァァ!!」
山本が龍につられてブロックに跳んだが影山がトスを出したのはその先に居た大地
澤「っシ!!」
田「っシャア!!」
24-23 ここで旭が前衛に上がって来た
烏野の前衛は旭、大地、日向
ブロックの要であるMBを100%引き付け且つMBを躱し
得点が出来る可能性のある日向と
単体での攻撃力では烏野トップの旭
その両方が前衛に居る今がおそらく今の烏野の最強のローテーションだ
このローテが烏野が逆転する最大のチャンス!!!
山口
「ああっ拾われたっ」
菅「!でも―――」
日「返ってくる...チャンスボールだ!」
夜「くそっ...!スマン...!」
烏「東峰ダイレクトだ!」
澤「叩け!旭!!」
東「おおっ」
ラリーは続く烏野が打つ込むスパイクを音駒はひたすら拾う
芝「ああっ...また烏野のチャンスボールに...!」
猫「それでいい不格好でも
攻撃のカタチにできなくても
ボールを繋いでいる限りは負けないんだ」
日向に上がったトスは犬岡のブロック避けた
夜久が体勢を崩しながらもレシーブをした
ネットに当たり海がフォローしたが上手く上がらない
コートに落ちると思ったところに研磨がスべりこみ返した
菅「Σヤバイ!下がれ下がれ!!」
急いで下がるも間に合わずボールはコートに落ちた
ピピーーッ 試合終了 セットカウント2-0 勝者:音駒高校