第18章 カラスVS 赤いネコ
20-16 音駒高校リード
鉄朗のスパイクで音駒が先に20点台に乗った
焦る繋心を楽しそうに猫又はニヤニヤと笑いながら見る
『猫又監督楽しそうですね』
猫「ふほほ
青いな烏養の孫は焦りがダダ漏れじゃねーか」
『音駒は強いですからね~焦りもしますよ
音駒が立派な"大人のネコ"だとしたら
烏野は"雛カラス"かな?
この前やっとメンバーがそろったばかりだしね』
武「どうしましょう...?あの1番君が前衛に上がってから...
なんというか...攻撃に"熟練度"感みたいなものがありますね...」
烏「熟練...そうなんだよな...
守備力とか攻撃力の多彩さでは今はどう足掻いたって勝ち目は無い
..."今はまだ"——な」
武「?」
烏「だったら――我武者羅に食らいつくのみ!!!」
田「ノヤッさんナイスレシーブ!」
西「ッシャア!」
烏「Σパワーとスピードでガンガン攻めろ!!」
田「力でねじ伏せろってコトだなァ!?」
日「なんか悪役っぽい...」
烏「ハハハ!いいじゃねーか"悪役"!
"カラス"っつーのもなんか悪役っぽいしよォ!」
武「烏養君顔が怖いですよっ」
烏「ヘタクソな速攻もレシーブも
そこを力技でなんとかする!粗削りで不格好な今のお前らの武器だ!!」
猫「あ~~~くそ
こっちの雰囲気に飲まれてくれたと思ったのにな...」
『アハハッそこまで烏野は弱くないですよ』
烏「今持ってるお前らの武器ありったけで
攻めて 攻めて 攻めまくれ!!!」