第18章 カラスVS 赤いネコ
犬岡のサーブから再開された試合
夕がレシーブし綺麗に影山に返った
影「ナイスレシーブ!」
さっきまでのインダイレクトデリバリーではなく
いつものダイレクトデリバリーのトスを上げた
そして変人速攻が決まった
日「やっぱこの感じキモチーッ」
影「っシ!」
黒「スマン やっぱスゲーな
人間離れってああいう奴等の事言うんだろうな
それじゃあ――取り戻すか」
日向のサーブを夜久が綺麗にセッターの研磨に返した
研磨が後衛の為攻撃できる前衛の3人は一斉にスパイクモーションに入った
ここは攻撃力のありそうな山本に上がると思われた
――――が!!
研磨が上げたのは後ろに居た福永
前の3人を囮にしてバックアタック
完璧に烏野のブロックを出し抜いた
日「ホギャアッ」
菅「Σなっ
ナイスレシーブ日向っ」
福永のスパイクを日向が拾った?
山口
「(レシーブっていうか"ぶつかった"って感じだけど...)」
日向にぶつかった?ボールは音駒に戻っていき音駒のチャンスボール
再び全員がスパイクモーションに入った
誰が打つのかと思ったが
今度はAクイックで鉄朗のスパイクが炸裂した
烏「...なんつーか
すげえ安定感のある速攻だな...」
19-16 音駒高校リード
山本のサーブを龍がレシーブするも乱れた
田「Σ!ヤベッスマン!」
影「カバーカバー!」
東「オープン!!」
西「旭さん!!」
旭のスパイクを夜久が綺麗にセッターに返した
山「夜久さんナイスレシーブ!」
菅「リベロ真正面か...」
鉄朗が走り込む
東「Σ!」
Aクイックかと旭と月島はブロックに跳んだ
しかし鉄朗はピタッと動きを止めた
月「Σ!!」
東「(跳ばない!?フェイントか...!!)」
クイックに跳ぶと見せかけてブロックとタイミングをズラして打った
『Σ一人時間差だ!!』