第17章 灰色の思い出
5月4日
今日は音駒戦のスターティングメンバーの発表があった
WS MB WS
澤村 日向 田中
WS MB S
東峰 月島 影山
Li
西谷
烏「顔合わせて間もない面子だし
そう簡単に息が合うとは思ってねえ
俺が来る前にも色々とゴタゴタしてたみたいだしな
...凄い腕のリベロが入ったから
エースが戻ったから『よし勝てるぞ』ってなる訳じゃない
勝つのは繋いだ方 この面子でどのくらい戦えるのか
"カラス"の宿敵"ネコ"との勝負だ」
全「「「あス!!」」」
烏「"試合"の"練習"ができるなんてありがたい機会は他に無いんだ
取り付けて来た先生にお礼言っとけよ!」
武「Σ!?そ そんなヤメテー」
全「「「あザース!!」」」
武「Σうっ」
『ありがとう武田先生』
武「結月さんまで~」
烏「よーし今日はここまでだ!」
全「「「あざーっしたーっ」」」
東「......」
ん?旭どうかしたのかな?
西「旭さん」
東「Σ!!!......はい?」
西「スガさんはともかく"縁下に申し訳ない"とか思ってんじゃないですか」
東「Σう゛っ」
縁「Σえ゛ぇ!?」
あっ今の縁下の顔面白い
西「仲良しごっこやってんじゃないんスからね
強い方がコートに立つ!これ当然です!!」
ダンッと足を鳴らすと怯える旭
縁「...あ——...え――とあの
俺ずっとひた向きにやってきたわけじゃないです
一度逃げ出したこともあったし だから――」
西「心身ともにエースより強くなったら
正々堂々旭さんからレギュラー奪いますよ!!なあ力!?」
縁「エ゛ッ!?
そこまで言って無...」
西「ああ その前にレギュラー奪われるとしたら先に龍か!
ポジション的に!」
田「Σ!!!じょっ 上等だコラァ!
かかっ かかってこいや縁下コラァ!!」
ぷっ声が震えてるよ龍
縁「西谷もういいからやめろってば」
さてと帰って晩御飯作りますか