第7章 月白
「ひ…や。言えな…あっ…。いえ…ないよ。」
「ふーん。和奏はこのままがいいんだね。」
グリグリとローターを押し付けられると、
既に下の方から蜜が溢れ出ている。
恥ずかしい…。
でも、このままじゃ…胸だけでイッちゃう。。。
「ひゃだ…。…かい。あぁ…さ…3回…。」
「ふーん。3回もイッてたんだ。本当に淫乱だね。ちゃんと答えられたらから、和奏にご褒美あげないとね。」
安堵したのは一瞬で、下からねじ込まれる振動に、
あっと言う間に限界を迎えた。
「ああぁぁ。」
「あれ?入れただけでイッちゃったの?1回目だね。今日は新記録の4回目指そうね。」
ねぇ…蛍、何をそんなにイライラしてるの…?
「は…ずして。おね…い。」
「ダメだよ。和奏はこんなに淫乱なんだから、僕以外で満足出来るはずないって、しっかり教えないとね。ちゃんと僕じゃないとダメだってわかったら呼んでよ。」
蛍の体温が離れていく。
「え…。ま…って。あ…ぁ。置いてかな…いで。」
暗い中に、1人取り残される。
何で、そんなに怒ってるの…?
涙が溢れてきた。
蛍以外じゃ満足できない…。
蛍はそう言ったんだ。
それが蛍の望みなのか…。
それとも蛍から離れられない私に対して怒っているのか…。
蛍から…離れる?
「お前、どうしても月島じゃないとダメなのか?」
昼間の影山くんの言葉が浮かぶ。
「俺…皐月の事が好きだ。」
その瞬間、快楽の波に飲まれた。