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【ハイキュー!!】月と影の奏で R18

第6章 半月


「ひゃ…」

逃げようと必死な和奏の耳を甘噛みする。
力の差を考えたら逃げるなんて、無理なのにね。

ピチャピチャとわざと音を出しながら、和奏の耳を舐め回し、囁く。

「お仕置きなんだから、大人しくしなよ。」

囁かれただけで、和奏の体がビクっと跳ねたのがわかった。
和奏は耳も弱いよね。本当…可愛い。

近くにあった荷造り紐に手を伸ばす。
こんなの使ってるの見た事ないけど…廃品回収用?
そんなどうでもいい事を考えながら、和奏の手を背中でひとまとめにして縛る。

「いや。蛍!何これ?嫌だ。外して!」

初めての事に和奏が慌てている。
そんな様子さえも可愛い。

「大丈夫だよ。和奏はMなんだから。きっと縛ってる方が気持ちよくなれるよ。それとも、他の場所も縛ってあげようか?」

いやいやと首を横に振る和奏。
まだだよ。お仕置きなんだから。
丁度いい長さのスポーツタオルを持ってきて、今度は和奏の目元を覆い隠す。

「いや。蛍!これは本当に嫌だよ。外して。見えないよ。」

「見えなくても、僕がここに居るのはわかるでしょ?」

ベッドの上に和奏を座らせ、その後ろから和奏を抱きしめる。
耳を甘噛みしてあげると、先程よりも大きく跳ねる和奏。

「ほら。和奏も見えない方が気持ちいいみたいだね。本当…エロ過ぎるでしょ。」

「いやだ。蛍。怖いよ。怖いから、外してよ。」

相変わらず、いやいやとしか言わない和奏。
少し黙らせないと。

和奏に後ろを振り向かせ、深く唇を重ねる。
空いている両手は、和奏の制服とブラジャーを一気に捲り上げ、両胸を揉む。

クチュクチュと唾液の音だけが部屋の中に響いている。

すぐに突起した可愛い両乳首を、摘んで指で転がしてあげる。

「ふ…ん。んっ…。」

和奏の呼吸が乱れてきて、
キスの合間に色っぽい声が混ざる。

「ねぇ、王様と何があったの?」
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