第2章 月華
「ちょ…蛍。ダメだよ!ここ、何処だかわかってる?」
朝練が終わり、ジャージから再び制服に着替えた和奏。
「何処って…体育館の裏でしょ?」
「裏でしょ?…じゃなくて!学校で…こんな…んっ」
バタバタしながら喋ってる和奏の唇を塞ぐ。
背中には壁。
左右には僕の腕。
「和奏、うるさいよ。人が来たらどうするの?」
「な…最初からこんな事しなければ…」
「それは無理。」
最初からこんな事しなければ…。
それこそ、今更言われたって…あの日には戻れない。
再び和奏の唇を奪い、舌を絡める。
「ん…。け…い。」
嫌だという割には、しっかり絡め返してくる。
制服の上から胸をやわやわと揉む。
「いや…。ダメだよ…ねぇ、蛍。」
モジモジと腰をくねらせながら言う和奏。
言っている事と、やっている事が見事に違う。
本当…可愛すぎて虐めたくなる。
スカートを少しめくり、前方からパンツの中へと手を進める。
和奏の弱いクリトリスを優しく親指と人差し指で潰す。
「何がダメなの?学校でこんな事してる事?付き合ってもないのにこんな事してる事?それとも…学校で幼馴染にこんな事されて、ぐしょぐしょに濡れちゃってる和奏?ねぇ、何がダメなの?」
和奏の顔が紅く染まる。
「や…、ごめんなさ…い。」
勘弁してよね…また、僕がハマっていく。