第2章 月華
「何謝ってるの?感じてしまってごめんなさいって事?」
もう十分濡れてる和奏の中に指を進める。
「いじわる…言わないで…。あっ…。」
「音がしそうなくらい濡れてるの、わかるよね?学校で幼馴染にこんなに濡らされて…。どうして欲しいの?」
ぐちょぐちょと音が鳴るように、わざと大きく円を描くと、それに合わせて誘がビクビクと締め付ける。
「欲しい…の。蛍のが欲しいの。お願…あぁ…。お願い。和奏の中に蛍のを入れて下さ…い。」
「お望み通りに。」
和奏は僕の満足するおねだり方法を熟知している。
和奏のパンツを太ももまでズラして、
先程からスタンバイをとっくに完了させてる自分のものを和奏の中に一気にぶち込んだ。
「ああ。い…やぁ。」
「ねぇ。気持ちいいのはわかったんだけどさ…あんまり大きな声出すと見つかるよ?」
僕は和奏の口を手で塞ぎ、一気にスパートをかけた。
「いや…イク…イっちゃ…ああぁぁ。」
和奏がイった瞬間に、中がキューっと締まり、
僕まで持っていかれそうになって、慌てて引き抜き、外に出した。
危なかった…。
それにしても、そんな大きな声出したら、口塞いでた意味ないでしょ。
こんな和奏は誰にも見せたくないと思う反面、
皆に僕のものだと見せつけたいような気持ちになる。
「け…い…?」
まだ肩で息をしてる和奏がこちらの様子を伺っている。
「僕、先行くよ。1限目から移動教室なんだ。」
和奏の制服を手早く直し、振り向かずに歩き出す。
どんな表情してるか…なんて、怖くて見れない。
後悔の貼りついた僕の顔だって、見せられたものじゃないけどね。