第14章 煙月
「凄い反応だな。イったのか?」
和奏が恥ずかしそうにフルフルと首を横に振る。
「とびお…。こん…なの、立ってられないよぉ。」
涙目で、助けて…なんて言われれば逆効果だ。
足腰立たない程、感じさせたい。
奥まで一気に指を2本押し進めながら、
親指でクリトリスを捏ね回す。
「い…やぁ。あ…あぁ。」
一層甲高くなる和奏の声に、
何とも言えない満足感をおぼえる。
「和奏、名前…呼んでくれ。」
「とびおぉ。とび…お。とびお。」
本当に…可愛い奴だな。
「和奏、俺のも大きくしてくれないか?」
俺の名前を呼び続けている和奏の右手を掴み、自身まで誘導する。
和奏の右手が、ズボンの上から俺のものをスリスリとさする。
これだけで、十分過ぎるほど気持ちいい。
「和奏、ズボン越しじゃわかんないから。直接触って。」
もっともっと欲しくて、嘘をつくと、
和奏が俺のズボンと下着をモタモタとしながらもズラし、直接触ってくる。
これは…ヤバい。
達してしまわないように気を付けないと。
既に濡れすぎて役に立たない和奏の下着を一気に引き下げる。
クチャクチャという和奏の音が、
先程までよりクリアに響いて来る。
「とび…お。いやぁ…あっあっ….。とびお…。」
和奏の腰の位置がズルズルと下がって行くのに気付く。
本当に立っていられなくなって来たらしい。
「どうして欲しいんだ?」
俺が欲しいと聞かせてくれ。
「もぉ…ちょうだい。とびおの…欲しいよぉ。」
俺も、もう我慢の限界だ。
「ちゃんと掴まってろよ。」
和奏の腕が首に巻きつけられたのを確認して、和奏の中へ一気に押し進んだ。