第1章 【Forever mine:増田貴久】
今日は小山とラジオの収録日で
休憩時間に抜けてるのはどこまで許せる?
って話になって。
「小山は……まだまだだな。笑」
「なになに、増田さん。
思わせぶっちゃって。笑
どうしたのよ。」
「相手に
自分の理想をあてはめてるうちは
まだまだよ。」
「え~? そんなこと言うなんて
増田さんらしくないじゃないっすかw
増田さん、自分の思い通りに動けない相手以外
許せないでしょ?笑」
「前はな。でもオレは…
細胞レベルで恋、したんだよ。笑」
「ちょっとちょっと!
潔癖仲間の増田さんが
こんなこと言ってますよ!w
怖いな~怖いよ~~笑」
「そもそも小山と仲間になった覚え
ないから!w
あんま調子乗んな?笑」
「笑。でもまっすーさ、
なんつうか……、
今、超かっこいいよ。」
「なんだよディスってんのか?
前はそうでもなかったんだけど的な?
ディスってんだな?!笑
オイッ! オイッ!w」
「笑。そんなんじゃなくてさ。
ホントに、真面目によ。
増田さん、これから益々
ファンのコを幸せにできるんじゃない?
オレは思うわけですよ。
1人の女性すら幸せにできないようじゃ、
何万人規模のファンのコを幸せにするなんて
どだい無理な話なんじゃないかなってさ。」
「……ふーん?
小山もたまにはイイこと言うんだな。笑」
「言うのよ~
ていうか意外と小山、言ってるから!笑
もうちょい小山に興味もって!w」
「笑。うそうそ、ちゃんと知ってるw
だってオレ、結構起きたら
エブリィタイムだから。笑」
「まぁまぁ寝てんなぁ!w」
「うん、エブリディエブリィタイムw」
休憩中、こんな会話ができるくらい
小山とも仲良くやっています。
―――モチロン、
一番迷惑をかけてるのはシゲ。
「ねぇ、シゲ
今日は何時に帰ってくんの?」
「増田さん増田さん、
引っ越しは終わりましたよね?笑」
「引っ越しは終わったけどさ、
心の引っ越しが
全然終わらないんだって!」
「バカヤロウ!w
上手いこと言ったら
うちに来ていいシステム、ないからな!笑
でもなぁ!悲しいかな
丁度終わったとこなんだよなぁ!w」
「やった!じゃあ、またあとでね!」
こんなふうに
押し掛け女房的な感じで
まぁまぁの頻度で
シゲん家に行っています。