第1章 【Forever mine:増田貴久】
手越「誰がヤキモチだよ!」
加藤「まぁ………どっちでもいいよ。
大事なのはまっすーの気持ちが
少しでも軽くなることなんだから。」
手越「そんなん、シゲに言われなくても
わかってるって!」
加藤「なんだよ…
なんか既にめんどくせーな。苦笑」
*
ガチャ。
加藤「あ、丁度良かった。
そろそろ呼びに行こうかな
って思ってたんだよ。」
増田「そんな心配すんなよ、
時計くらい見れるから。笑」
加藤「いや、そういうわけじゃないけどさ…。」
増田「でも、ありがと。シゲ。」
手越「ていうか、シゲだけじゃねーし!
オレもそう思ってたし!!」
増田「あ、そうだったんだ。
てごしも…ありがと。」
小山「あ、そうそう!
話変わるんだけどさ、
今度のプレミアムショーなんだけど、
一曲目、Distanceに変更していいかな?」
手越「や、それはモチロンよ。
慶ちゃんの回なんだから。
好きにやっちゃって下さいよ!」
―――Distanceか…。
小山さんもなかなか粋なことすんだな……。
まっすーは勿論何も言わない。
言わないけど…、
この曲なら、
きっと―――…。