• テキストサイズ

【報道系】夢小説

第1章 【Forever mine:増田貴久】






「ただいまー。」

「まっすー、おかえり!」

「……何? 何の冗談??
オレ、今日ちょっと疲れてんだけど…。」

「だって…
まっすーって呼んでほしいんじゃないの?」


そう言いながら、
読んでいた雑誌を少し上げてみせる恵麻。


「あー……それ?
まぁ、何でもよかったんだけどね。
お前に呼ばれてるヤツ以外なら。
ごめん、ちょっとだけ充電させて。」


そう言いながら私を抱きしめようと
ひさくんが近づいてきて。


「あれ……このカッコ、どうしたの?」

「ほら、言ってたでしょ?
今度の日曜、友達の結婚式なの。
これで行こうかなと思って。……どうかな?」

「……ふぅーーん?」


後ろを向かされたり
横を向かされりして
ファッションチェックを受ける私。


「……ダメ。」

「えー!」

「これはダメだよ。」

「…頑張って選んだんだけど…。」

「ダメでしょ笑 だってかわいすぎんじゃん。」

「……っ」


ひさくんって、ホントにズルい…。


「あとさ、二次会ダメだから。」

「あっ、相談しなくてごめんなさい。
出席で出しちゃった…。」

「…じゃあ、断って。
結婚式の二次会なんてもうさ、
ほぼほぼ合コンじゃん。」

「そんなことないよw
相変わらず偏見が激しいなぁ。笑」

「じゃあさ、
連絡先聞かれたりしたら…どうすんの?」

「あのね、そもそも私モテないんだから。」

「……そういう嫌味言うヤツ、オレ、知ってる。

恵麻、ホントは
シゲ美って名前なんじゃないの。笑」

「なんでよw
じゃあ、そんなに信用できないなら
ひさくんに携帯預けてから行く。

……それだったらいい?」

「恵麻ってさ……
オレに負けず劣らず頑固だよなw

結構あれよ?
頑固ってオレに言われたらおしまい
みたいなとこ、あるよ?笑

じゃあ……二次会まで出席してきていいよ。
ホントは嫌だけどね!

でも、三次会以降は絶対にダメ!
あと、スカートももうちょい長くないとやだ。
それから、デコルテもそんな見えてんのやだ。」

「そっかぁ。気に入って
奮発したからちょっと、残念…笑
でも、わかった! 探してみるね。」

「ん。でも……
ほんとに、かわいい。」


そう言って
キスの雨を降らせて―――。


「……ごめんな。」

「?」









/ 124ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp