第4章 追加訓練
『わたし褒められると伸びるタイプやので、どんどん褒めたってくださーい!』
ちょけていうと、周りの人たちが笑う。
さっきまで疲れた表情をしていた人たちも笑っていたので安心した。
篤「よし、今日最後の山場だ行くぞ!」
堂上教官の一声で一斉に声をそろえて気合を入れる。
そのあと、こそっと光がわたしのスコップをもってった。
そういう優しさを郁にも見せたらいいのになあと思ったのは伏せておこう。
急な坂道を抜け、ひらけた場所に着く。
篤「今日はここで終わりだ。各自テント張れ。そのあと飯だ!」
その指示を聞いてテントを張ろうとした。