第4章 追加訓練
小「ぷくくく…そっそれツボ・・もっかい…」
『え、そんなに?!』
小牧教官はしばらく落ち着きそうにもなかったので、そのまま放っておくことにして←
次は郁の番だったので上を見上げる。
郁「笠原いきます」
バッと勢いよく飛び出していく。
篤「あいつは猿か?」
堂上教官が呟く。
また、小牧教官が吹き出した。
『え、わたしもあんな感じやったんやないですか?』
篤「いや、佐々木はしなやかさがあった。あんな勢い任せのガサツじゃなかったぞ」
郁が聞くと怒るだろうなと思いながらそれを聞いていた。
郁が降りた後、光の番になる。
さっきの郁の勢いと打って変わって、ゆーっくり確実にという感じで降りてきた。
実は高所恐怖症?
それはそれで、ちょっと面白かった。