第3章 拝命
光「よっ」
『あ、光!光もおめでとう』
光「さんきゅ。香も念願叶ったな」
『ほんまに!お互い頑張ったね』
郁「えっとぉ……」
2人で盛り上がっていると、すまなさそうに郁が入ってくる。
『や、ごめん郁。こちら、手塚光くん。いつも座学やハイポートでトップに名前が載ってるん知ってる?』
郁「あぁ!知ってる!タスクフォースに選ばれるなんてウソみたいだよねー」
光「…あぁ、そうだな。少なくともあんたに関しては」
わたしは思わずため息をついた。
光は何食わぬ顔で司令室をノックして、中に入っていく。
そのあとを追った。