第11章 モテ期
「これが“若い奴らのやっかみ”か」
小「たぶん、これから大変になるぞ」
「受けて立つ」
小「かぁっこいー!・・・でも、すごい人数だったね」
「あぁ。あれはさすがに驚いたな。」
小「昔からあんな感じなのかな?」
「さぁ」
冷蔵庫からビールを出す。
2人で飲んでいると、ドアを勢いよく叩かれる。
そして入ってきたのは手塚だった。
光「助けてください」
「どうした」
光「さっきから、堂上二正と香のことをうるさく聞かれて・・・逃げまわてきたんです」
息を切らせて崩れ落ちる手塚。
小「・・・彼女ってすごいね」
小牧は腹を抱えて笑う。
俺は頭を抱えた。