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【図書館戦争】hallelujah!
第9章 声
香を見送って作業に戻ろうとすると、思い出したように小牧が口を開く。
小「あ、そうだ。堂上、柴崎さんから伝言」
「ん?」
小「“男子のやっかみ引き受ける気はあるんですか”だって」
「男子のやっかみ?」
小「どういう意味だろうねぇ」
小牧はそう言った後、ニヤニヤしながら持ち場に戻って行く。
つまり意味はわかっているんだろう。
まぁ、小牧のその表情のおかげで俺もなんとなくだがわかった。
「やっかみ…か」
思わず呟き、香の後ろ姿を思い出しながらため息をついた。
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