第1章 はじまり。

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香がこの場を去った途端、小牧が口を開く。

小「…堂上、お前大変な。」

「まぁな。２人もいると大変だぞ」

小「……そう言えば佐々木さんって、笠原さんたちといるとき喋り方違うんだね」

「あぁ、あいつの母親が関西の人らしい」

思わずしまった…と思った。
チラッと小牧を見るとニヤついてる。

小「へぇ…くわしいね。佐々木さんのこと。どタイプだもんね、堂上の♡」

思わず顔を隠す。

「うっさい小牧、だまっとけ」

さっと飯を食い、午後の準備をしに行こうと腰を上げた。