第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
※R-18です
甘々にしようとした結果、相変わらず暴走しました(汗
苦手な人はP289まで飛ばしてください
差し込まれた舌に驚いたように目を見開いたユーリだが、そのまますぐに目を閉じた。
そしてゆっくりと口内を撫でられ舌を吸われる。
久しぶりに感じるその感覚に、ユーリは一生懸命に応えようとしていた。
「ふっ……ンンっ」
流し込まれた唾液が頬を伝う。
ローはそんなユーリを眺めながら早々に余裕がなくなりそうな自分自身を何とか抑えていた。
久しぶりに感じるユーリの感覚はローを興奮させるには十分であり、理性の糸がギリギリと音を立てているような気がしてならなかった。
だがしかし、ユーリの傷はまだ完治していない。
ここで暴走すれば笑い話にできない状況にもなりえるので、ローは頭の中で素数でも数えながらユーリの口内を味わった。
そしてローがそんなことを考えてるとは思いもせずユーリがなんとか呼吸を保ちながら必死になってると、ローの手がゆっくり服の中に差し込まれた。
肌に感じるひんやりとした感覚に、ユーリは身体を震わせるがまだキスから解放して貰えそうにない。
「…はっ……ん…」
下着の中に入ってきた手は胸を徐に掴み、小さく震える頂を撫でた。
与えられる快感にユーリはいい加減呼吸が苦しくなってきたので、キスから逃れるように顔を逸らした。