• テキストサイズ

夢を叶える方法【ヒロアカ】

第3章 希望の卵とぺんぺん草




私達は出久くんとお茶子ちゃんと飯田くんを助けるらしい。意識を失っている人が一人、脚を骨折している人が二人、崖の下で助けを求めているという設定だった。


「なんで俺がデクを助けにゃならんのだ!!」
「そういう訓練だからよ。爆豪ちゃん。」
「あ"ぁ!?」


「誰か!!!助けてください!!脚がぁぁぁ!!!」


飯田くんの声が谷底から聞こえてくる。


助けなきゃ。でも、私にできることは……?私は個性が無いと同じ。体育も苦手だし、充分な知識も無い。


「始めるぞ。」
「あ"ぁ?」
「誰が降りる?」


轟くんが声をあげ、指示を出す。


「仕切ってんじゃねぇぞ半分ヤロー!!!降りるまでもねぇ…谷そのものを無くしちまえば問題ねぇ!!!」
「正気ですか!?」
「そ、そんな事したら、谷の下の人が怪我しちゃうかもしれないよ!」
「しらねぇ!!」


勝己くんの人ならざる発想力に恐れ入ったけど、ちょっとそれは、やられたら困る……。

/ 728ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp