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夢を叶える方法【ヒロアカ】

第12章 友達と、友達のその先




鋭児郎くんの、その目には、熱がこもっていた。
私は、その目を知っている。コイしてる目だ。


「私ばっかり話しちゃったから…私に、どんどん相談していいからさ……あっ!む、無理に言わなくても」
「いるよ。好きなやつ。」


私が喋り終わる前に彼はそう言って、ブランコを飛び降り私の前に立った。


「やっぱり!そうなんだ!!ね、どんな人?雄英の生徒!?」


私は、友達と恋バナが出来るってことに、ただただ歓喜した。


「…あぁ、同じクラス。」
「えぇ!?凄い!!」


同じクラスってことは……三奈ちゃん、梅雨ちゃん、お茶子ちゃん、透ちゃん、響香ちゃん、百ちゃんの中の誰か!?なんだそれは!キュンキュンする!これが、こ、恋バナというもの!!


「……笑顔が可愛くて、困った顔も可愛くて、頑張り屋でさ。」
「…そっかぁ……。その子のこと、すっごく好きなんだね。」

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