• テキストサイズ

夢を叶える方法【ヒロアカ】

第9章 英雄の後ろ姿




ワイワイと親睦を深めた後、パトロールへ出かけた。ヒーロー事務所丸田のNo.1のヒーローさんと一緒に。


ゆく先々で笑顔で手を振られ、漬物のおすそ分けをもらったり、お肉屋さんでコロッケを貰ったり、井戸端会議に参加したり、女子高生の買い物に付き合ったりした。


ヒーローさんは、普通の事務所はこんなのじゃないよと笑いながら教えてくれた。


思ったより遥かに平和だったけど、やはりヒーローとは愛されるものなのだなぁと実感した。



「大事なのは、決めつけないこと。対話すること。理解すること。1人1人価値観は違うんだ。みんなが自分と同じ価値観だなんて間違っても思っちゃいけないよ。」



パトロールしながら、そう教えてくれた。それがなんだかすっごく心に刺さった。


いろんな戦い方がある。お父さんは、対話という戦い方を選んだ。


じゃあ、私は?


夜はヤギさんに教わったトレーニングと、少し勉強をして寝た。家族がいないのが少し寂しくて、あの頃のことを思い出してしまいそうだったので、電話した。


次の日はゴミ拾いをしながらパトロール。ご近所で行われるお祭りの準備の手伝いをした。子供たちに絡まれながらもちゃんと仕事出来た。

/ 728ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp