• テキストサイズ

夢を叶える方法【ヒロアカ】

第2章 プライド×劣等感




また水の中で絶望し始める。


助けてくれなかったなぁ。ていうか、なんで知ってるんだろう。私、誰にも言ってないし……なんで?頭の中を見る個性とか?でも彼爆破…?


ぼーっと考えてると、なんかもう、水とかどうでも良くなってくる。

そんな境地に達しつつあったところ、今度は出久くんが来た。


「はぁ……って、ひよこちゃん!??どうしたのそれ!?な、なにしてるの!?」
「いや、色々とあって……。手を、貸して欲しいです…。」


そういうと、出久くんは、焦りながらも手を貸してくれた。
さっきまで出久くんのことを考えていたから、手に触れるだけで頬は燃えるように熱くなった。


好きな人にこんな恥ずかしい姿見られて……穴があったら入りたい。



「……ありがとう。あの、これ、ひろったよ!濡れなかった!」


大きな声を出して誤魔化し、私はずっと大事持っていたノートを差し出した。


/ 728ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp