第8章 〈番外編〉ヒヨコをプロデュース
「じ、じゃあやるか!誰か料理が得意なやつ!」
「はい!!私!自炊してます!」
真っ先に手を挙げたのは麗日だった。
「へぇ、お茶子ちゃん凄いんだねぇ!」
「えっへん!じゃあやろっか!何作るんだっけ?」
「あ、その、それが……皆が食べたいって言ってたので……お……オムライス、作れるようになりたい。」
「え!まじか!いきなり難易度高くね!?」
「私も作れなーい!」
「んなんもつくれねぇんか、クソカスタマゴが。」
「オムライスか……食ったことねぇな。」
「そうなの!?轟くんお坊ちゃんだねぇ。僕、オムライス結構好きだよ?」
「玉子を包むのが難しいと聞くが、どうなんだ!?」
……いやギャラリー賑わしいわ!!ってかオムライス!?結構なところ行くなぁ。頑張るなぁ安藤も。
「なるほど!私、オムライス得意料理なんよ!任せて!雄英のレミさんとお呼びよ!」
「れ、レミねぇ様……!」
NH〇か!!レミさん…といえば、とんでもない料理を作り出す人だった筈だけど……。
……本当に大丈夫か……?