第8章 〈番外編〉ヒヨコをプロデュース
「よしじゃあ今日は料理だ!」
「おっす!」
次の日のお昼、調理室を借りて料理の練習をすることになった。
が、なぜかまたたくさんのギャラリーが集まり、なんか、料理番組みたいになった。
「なんで俺が……。」
「すいません、火使うんで大人の管理がないとダメらしいんす。まぁ寝ててください」
「わかった……。」
相澤先生まで巻き込んだ大事になってしまった。
「おい!こいよ爆豪!!なんか面白いことになってるぞー!!」
「安藤のお料理修行だってよ!」
「あ''ぁ!?なんで俺まで!?チンチクリンのことなんてくっそどうでもいいわ!!!」
「って言って来てるくせにぃ」
「るっせぇ!!」
「ひとりが寂しかったんだろぉ??」
「死ねカス!!!殺す!!!」
ええぇ!?爆豪まで来てんの!?うそぉ!?もしかしてクラス全員参加!?暇かよ!?
「な、ななな、なんで…勝己くんまで……?」
う、うわぁ、こっちはこっちでガチ震じゃねぇか!!ぶるぶる震えて顔を真っ青にしたり真っ赤にしたりしている。いろいろと面倒なことに……。