• テキストサイズ

夢を叶える方法【ヒロアカ】

第7章 敗けて勝ってその後で


Side心操人使


「失礼します。」


眠ってしまった安藤を抱えて救護室の扉を開ける。


「はい、いらっしゃいっておや?どうしたんだい?」
「こいつ、泣き疲れて寝ちゃって。」
「泣き疲れて……。そう。ベッド空いてるから寝かしてやっておくれ。」
「はい。」


本当は俺の個性を使って寝かせたのだが、その事は黙っておいた。


「う、うぅん」


ベッドに安藤を寝かせた。


涙の跡が残っている頬に触れてみる。初めて安藤の顔をしっかり見た気がする。意外とまつ毛長いし、色も白い、唇は桜色で。意外と、かわいい?


……いやいやいや、ありえない。寝ているとどんなやつでも害が無さそうに見えるってことだろ。


「あんたは普通科かい?」
「はい。」
「そう……。あんまりこの子を責めないであげておくれ。」
「えっ?」

/ 728ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp