第3章 言いたかった事
メイジュの部屋にて…
『そっか…苦しかったよね。悲しいよね』
メイジュはレイジュを抱きしめる
赤ん坊の背中をさするように
レイジュの背中をさする
5分後…
レ「ごめんね…癒してくれてありがとう」
いつもの笑顔でレイジュは微笑む
『うん!』
そう返事するとレイジュは部屋を出ていった
イチジが口を開ける
イ「俺たちは母上からは生まれてないってことなのか?」
『んー、わかんない…でも私はお母様から生まれたと思う…ていうか信じてる!』
メイジュはキラキラさせながらイチジを見る
イ「そ、そうか💦」
『うん!イチジもそう思ってるよね?!』
強制した言い方になるメイジュ
イ「まぁまぁ…そうだなぁ」
イチジはなぜか冷や汗をかいていた
イ「メイジュ…俺もそろそろ部屋を出る」
『おっけーい、またね』
メイジュは優しく微笑んだ