【黒子のバスケ】カラフルの中で~限りある時を共に~
第3章 相部屋って・・こいつと!?
『あのよ、俺は騒がない奴と同室にしてくれ、受験勉強もしたいからよ。』
『そうですね、では僕と・・紫原も同室でいいか?』
『うん、赤ちんが一緒ならいいよ~』
『笠松さん、僕と紫原が同室でも宜しいですか?』
『ああ、悪いな。』
ここまで決まったメンバーを除き残りのメンバーは
青峰、緑間、高尾、そして花宮だった。
『えっ!?四人は無理っしょ!?』
『10畳なら無理でもねぇだろ?』
『馬鹿め、大の男四人で等寝たくはないのだよ。』
『それは俺の台詞だ』
見事ににらみ合う青峰と花宮に高尾は頭を抱え、緑間は関わりたくないと顔も合わせない。
『割れたな・・姉ちゃん』
『仲が良くないのなら、翔と誰か同室にしたら?貴方の部屋2段ベッドじゃない』
『なら俺翔と一緒がいい!』
『高尾君か~、俺は別にいいぜ?』
『なら青峰、緑間、花宮さんの3人が同室で』
『『『ふざけるな!/のだよ!』』』
『ぶふ!声揃えて拒否とかある意味息ピッタリじゃん』
『緑間だけでも息が詰まるってのに、なんでこいつまで』
『青峰、年上への口の聞き方がなってねぇな。』
『はぁ~・・面倒な』
三つ巴状態に赤司は溜息を付き、部屋割りを考え直すが青峰が思い付いたように手を打つとを指差した。
『ならよ、俺はの部屋に寝泊まりさせてくれよ、な!』
『はぁ!?』
『ふざけるな青峰っ!』
『んだよ、お前らが俺とは嫌だと言うから仕方なくだなぁ』
『絶対に嫌よ。』
『だよねぇ~』
真顔で否定したと笑顔の翔により即却下された青峰は、不貞腐れてなら勝手にしろと再びソファーに寝てしまった
『なら青峰っちも俺達と同じ部屋でいいんじゃない?ね、黒子っち』
『そうですね、それが一番無難かもしれません。』
『・・チッ、緑間俺の邪魔はすんなよ』
『お互い様なのだよ』