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【黒子のバスケ】カラフルの中で~限りある時を共に~

第3章 相部屋って・・こいつと!?


『テメェ、そこをどけ』

『冷静になって下さい、今花宮さんが単独で行動する事に、意味はないという事は花宮さんなら理解出来てますよね?何を意地になっているんすか?』

『お前に言われる筋合いはない、どかねぇのなら殴ってでも退かすぞガキ!』

『それはやめた方がいいわ。』



静かに部屋へ入って来たに視線は集まり、また花宮も睨み付けるがは表情を変えることはない。



『花宮君、翔はこう見えても空手2段よ、喧嘩はしない子だけどむやみに手を出して怪我をするのは貴方だと思うけど』

『翔空手迄やれんのか!?すげぇな!』

『高尾君のホークアイと比べたら対したことはないよ、でも・・向かってくるなら手加減しませんよ?花宮さん』

『・・・・チッ』



満面の笑顔の翔が怖いと感じた皆は決して間違いではないだろう。
結局折れた花宮はソファーへ座り赤司によりに宿泊許可を貰うと、あっさりokが下りる。



『・・なんつーか、お前の姉ちゃんも肝が座ってるっつーか、動じないな。』

『普段仕事で大人に囲まれて生活してるからかな、年相応でないところもあるけど、ああ見えて優しい人だから皆も甘えて大丈夫だよ。』



翔はそう言うが、 そう簡単に年上とはいえ女性に甘えられるものではないと高尾は笑っていた。



『赤司君、部屋割りだけど2階の4部屋を利用して貰うことになる、相部屋になってしまって申し訳ないのだけど、大丈夫?』

『4部屋も借りていいのか?』

『うん、部屋は全て洋室で各10畳、私では仲の良い人達も分からないから皆で決めて、決まったら教えて欲しいの。』

『わかった。では早速だが部屋割りを決める。誰と相部屋になるか希望はあるか?』

『ハイハーイ、俺は絶対黒子っちとがいいッス!』

『僕は何方と一緒でも構いません。』

『なら黒子と黄瀬は決まりだな。他はいないのか?』

『俺は出来たらタイガがいいな、どう?』

『そうだな、俺もタツヤなら気がねなくていいぜ。』

『では氷室さんと火神が同室だな。』
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