• テキストサイズ

【進撃の巨人】美しく残酷な世界で

第1章 シガンシナ区陥落









「はっ・・・」




幼馴染のエレン・イエガーが突然焦ったように目を覚ます。




「あれ・・・ミカサ・・・?エルフィ・・・?」



名前を呼ばれ蒔拾いの手を止め彼のほうへ目を向けた。




「そろそろ帰ろう?」



当の昔に蒔拾いを終えていたミカサ・アッカーマンはエレンにそう言った。




「あれ・・・なんで・・・ここに・・・?」




「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの?」




2人の会話を聞きわたしも手を止め彼に近づいた。




「いや・・・なんかすっげー長い夢を見てた気がするんだけど・・・




なんだったっけ・・・思い出せねぇな・・・」




「エレン・・・?




どうして泣いてるの・・・?」




彼の目には大粒の涙がたまり一筋流れた。




わたしとミカサはびっくりして彼の顔を見つめた。





/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp