第2章 *ひみつの…【神谷浩史】
『ああっ……!!』
「みくちゃん、中すっごいよ…っ!」
神谷さんは優しく、でも力強く私の中で動く。
『かみ…や、さん……っ』
名前を呼ぶとキスしてくれる。
「ああっ……みくちゃんっ」
『神谷さんっ……!』
急に動きが止まる。
「みくちゃん、俺のこと名前で呼んで」
『え……』
「呼んでくれなきゃ動いてあげないよ?」
そう笑う神谷さん。
額には汗が滲んでいる。
『浩史さん……』
「違うなあ」
すると手が秘芽へと伸びる。
『あっ、だめぇっ!』
「んー?なにー?」
『入ってるのにっ…そんなぁっ……!』
「早く名前で呼んでよ」
くりくりと指で転がされる。
その度にまた内側からなにか出そうになる。
『ひろっ……浩史っ……!』
「ふふっ、いい子だね…」
キスをすると、一度ギリギリまで引き抜く。そして一気に奥へと押し込んだ。
『んぁあっ!』
「はあっ……俺も、そろそろッ……!」
『浩史っ、大好き……!』
「俺も愛してるよ、みくッ……!!」
2人同時に果てた。
「……っはあ………」
『はぁっ、はぁっ……』
どちらからともなくキスをする。
「俺、今すごい幸せ。」
『私もだよ、浩史』
名前を呼ぶと、少し照れた浩史が言う。
「愛してるよ、みく。」
-END-