第5章 本心と本音
※夜海
『って言うことに…。』
翌日、私は由紀に昨日のことを話した。
「そっか〜!!よかったねー!!」
由紀は嬉しそうに喜んでくれた。
『……ありがと。』
「それにしても、私の知らないうちにそんな事があったなんてね。」
『なんか、いろいろごめんね。心配かけたよね?』
「ううん、夜海がちゃんと花巻と付き合えるようなったならそれでいいよー。松川も大人ぽくて優しいけど、やっぱ、夜海には花巻だね!」
『そ、そう言われると、なんか照れる…。』
由紀に言われて、改めて貴大と付き合ったんだと思ったら恥ずかしくなった。