第2章 ルイ&レオ♡2人とおやすみ
『.........え?!』
ココから発せられたあまりの言葉に
思わず目を見開く。
「あ...!ご、ごめんなさい...やっぱり、困る...よね...?
こんな......本当にごめんね...!」
(そんなの、当たり前。
ココの思ってる意味とは違うと思うけど、
それは、絶対に困る。)
『...それは...そう、だね。
さすがに一緒に寝るのは.........』
「そうだよね…...無理言ってごめんなさい。
それと、夜遅くに本当にごめんね。」
それじゃあ...とココは部屋を去ろうとする。
と、ココの後ろから綺麗な銀髪がひょこっと顔を出した。
『あ!ココちゃん、こんな所にいたんだ。探したよ』
「あ......レオ...!」
まさかのレオの登場に、ルイは身体をピクリとさせる。
『あれ?ここ、ルイの部屋だよね?
あー、もしかして逢い引き中だった?
お邪魔しちゃったかな...ごめんね?』
「え!違うよ!!
実は、今日レオから聞いた怖い話を思い出しちゃって、
1人では怖くて眠れなくて.........
それで、ルイに一緒に寝てもらえないかな、と思って部屋を訪ねに来てたんだ」
『......え!!?』
ココの無防備さに驚き、ルイと全く同じ反応をするレオに
ココは少し悲しげに瞳を揺らす。