• テキストサイズ

モデルのボーダー隊員【ワールドトリガー】

第17章 仲間


武《忠告...ですか》
僕《ま、彼単体だと弱いのは確かだ。でも、どんな相手でも舐めてかかると噛み付かれるからね》
武《そうこうしてる内に全隊員転送完了!B級ランク戦開幕だぁ!》

武《玉狛第二の空閑隊員と三雲隊隊員が合流。そこへ吉里隊が現れた!》

修君が通常弾で相手の動きを制限して、遊真君が突っ込んで緊急脱出させる。
会場は唖然としている。それを破ったのは桜子ちゃんだ。

武《は...速!吉里隊、あっという間に全滅!え、何?何あの動き!B級下位の動きじゃないぞ!》
僕《言ったでしょ?遊真君は強いって》
武《あそこまで一方的に強いとは思っていませんでした!空閑隊員恐るべし。一方の間宮隊はどう動くか!?...と動かない。間宮隊、建物に身を隠して動かない!》
佐《こりゃ"待ち"っすね》
《《待ち?》》
佐《寄ってきた所を全員の弾で削り倒す感じじゃないっすか?》
武《成程...。間宮隊は全員射手。3人同時の全攻撃のハウンドストームは、決まれば超強力!これは迂闊に手を出せないか!?》
《《いや〜どうかな〜》》
武《おっと、御二人は次に何が起こるのかわかっているご様子!》

桜子ちゃんがそう言った次の瞬間、ある高い建物からとんでもない威力の光線が発射された。
それにより付近建物は吹き飛び、間宮隊が隠れていた建物も大崩壊。

武《おぉぉぉ!!》
佐《デカイの出たー!!》
僕《流石千佳ちゃん》

爆風によって飛ばされた間宮隊は、遊真君によって一掃された。

武《しょ、衝撃の決着...。狙撃手雨取隊員がアイビスで障害物を粉砕!って言うか、威力が可笑しいぞ!?》
僕《言ったでしょ?千佳ちゃんのトリオンは凄いって》
武《あれは確かに凄いですけど!驚異的ですよ!?最早大砲です!それを防いだ藤咲先輩のトリオンもとんでもないですね!》
僕《アハハ...》
武《気を取り直して、今回のポイントは玉狛第二が8ポイントで一気に中位グループまで上昇!暫定12位!》
佐《おぉ〜》
武《そして、次の対戦相手も出ました!次は...暫定8位諏訪隊と、暫定10位の荒船隊!これもなかなかの好カード。次回も楽しみです!それでは、今回はここ迄となります!御二人共、ありがとうございました!》
《《ありがとうございました》》

解説が終わると悠一の元へ戻ると、お疲れ様と言って頭を撫でてくれた。
/ 131ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp