• テキストサイズ

星のカケラ【R18】

第4章 初恋


「みーずーきー!」

「へ?……はっ!僕寝てた?!」

「うん、ずっと。」

授業中に寝ることが多くなった。
練習で寝れてないのかもしれない。

「しまったぁ!ノートが真っ白!」

「ほらよ、俺の貸してやるから。写せ(笑)」

「わぁ!ありがとう!大輝ー!大好きー!」

その大好きが恋愛だったらいいのにな。

「僕さ、大輝が親友で良かったよ!じゃないと、多分今の僕いないだろうし(笑)」

「……そうか……そりゃあ良かった(笑)」

俺の初恋は叶わないだろう。
それでもいい。
こいつの側にいれれば。
だったら親友でもいいじゃねぇか。
恋人だったら別れた場合はさよならだけど、親友なら喧嘩したとしても仲直りは出来る。
今までの俺らもそうだった。
こいつを隣で支えれるなら、それでもいい。

ただ、いつかは正直な気持ち伝えれるといいな。
/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp