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星のカケラ【R18】

第2章 NEW START!


「凄い!瑞希くん、いいよ!」

「はぁ……はぁ……本当ですか?」

「うん!とても2週間ちょっととは思えないよ!」

今日はマネジャーの青山さんにひと通り見てもらった。
初めてだったから不安だったけど……よかった……

「確かに初めの時から比べるとかなり成長したよね。飲み込みが早いのかな?」

「どうでしょう……自分ではよく分からないので……」

隼也さんにも褒めて貰えたけど……まだまだ足りないよね。
体力が全然ない。
こんなんじゃ2時間も持たないよ。

最近、ランニングが終わる時間が早くなってきた。
もう少し距離を伸ばそうかな。

「よし!じゃあ、今日はおしまい!明日はライブ会場の下見するから。使わせて貰えればひと通りの確認。リハーサルは本番の前日にするから明日は軽くね。」

「はい!」

真広さんってほんとにリーダーって感じ。
しっかりまとめてるし、映像の編集だって1時間で終わらせたって聞いた。
カッコイイな。

明日からはラストスパートだから集中しないと。
ファンの人達がガッカリしないように……真広さん達にも迷惑かけないようにしないと。

「ねぇ、ひとつ気になったんだけどさ。」

圭さんが話し始めた。

「瑞希って何か俺達と距離があるよな……敬語だし……さん付けだし……」

「だって年上ですよ!?」

「年齢関係ないよ。仲間でしょ?すぐにとは言わないけどせめて名前だけでもさ。」

仲間……

「……分かりました……圭……くん……////」

恥ずかしい……

「おっ、おぉ!!何かゾワッてした!新鮮!いいね!」

「真広くん……隼也くん……裕斗……くん……もうこれでいいですか?!////」

「いいねー何か分かんないけど。」

「近づいた感じ?(笑)」

「……」

裕斗さ……裕斗くんは何も言わない……
何か言ってください……
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